たぶんおそらく5月の上旬に買ってなんやかんやで最初は一気に読むつもりがそんな暇も無くなって、今日やっと読み終えたので感想でも書いときます。

なかなか自己啓発本を読む機会がないというか、わざわざ読もうと思わなかったけど、なかなか面白かったです。自分の考えがそのまんま肯定されてる！みたいな感じじゃなかったけど、似たような考えで、気持ち悪いような気持ち悪くないような。「お前の顔を気にしてるのはお前だけ」には、ハッとした。失敗したら気にする方なので、わかってはいるんだけど、仕事で失敗した日はどんよりしてしまう。まあ寝たら忘れるんだけど…寝るのはわたしのストレスコーピングなので。
「課題の分離」の話も、よく考えれば、まあ幼児期のときは流石に忘れたけど、親が過度な期待をわたしにしてくれなかったおかげで誰かの期待に応えなきゃいけないっていう気持ちになったことってあんま印象に残ってないなあと思った。いつも自分のしたいようにできてたし、友達いなかったときですら母は同情的でもなく見守ってくれてたし、専門入っていっぱい人付き合いしだして、良かったなあって他人事みたいにいわれただけだったから、すごく楽だったなあって思った。褒めるって好きじゃないけど、なんだか自分が褒めたり褒められたりするのにすごい違和感を感じていた正体が、この本を読んで少しわかったかも。
過去は捨ててないけど、今は未来ばっかりに目を向けてしまっていて、今が若干見えてないなあと思ってしまった。3年後、今の職場を辞めて、派遣でちょっくら頑張ればいいやーと思って、海外にワーホリ行きたいと思う手前、沖縄とか離島で働いて暮らすのも悪くないと思ったり。もう一回なんかやりたいことが見つかったら、学校行きたいなーとか、そういう漠然とした未来のことばっかり考えてて、いまここから目を逸らして、見ないフリしてたのかってちょっと反省。ローマほ1日にしてならず！楽しいことばっかり考えるのは、ワクワクするし、想像は留まりを知らないからどんどん湧き出てくるけど、今の自分についてもうちょっと考えてみないとなんともいえないなあ。
久々に読んだ本が自己啓発本…伊坂の帯に惹かれただけなんだけど、まあ読んでよかったなあと思った。これを機にもう1冊自己啓発買ったので、また読んでみようと思うけど、偉大なるしゅららぼんとモダンタイムズまだ読んでないからそっちの方も読みたい…（笑）これを機に趣味読書とか言えたらいいよね（笑）